Shaolin Challenges NinjaまたはHeroes of the East
 これはニンジャ映画というより、中国武術対日本武術という趣向のカンフー映画で、日本武術の一つとして忍術が出てくるというものです。
 主人公の中国の金持ちの武道家(リューチャーフィー…髪がある!)のところに日本人の嫁(ユミ)が来ます。夫婦は互いに自分の国の武術のほうが上だと主張して喧嘩ばかりしています。ユミは夫にどうしてもかなわないので、日本の先生に助けを求めます。そして日本から7人の刺客が来て、主人公と順番に対決することになります。倉田保昭八名信夫など有名な人がいっぱい出てきて、いろんな勝負(剣、空手、ヌンチャク、槍、サイ、柔道、忍術)を見せてくれるので飽きません。主人公が勝つのですが、最終的には友情が芽生えるといった感じです。
 日本人は降参すると刀を相手にあげる習慣があるらしいです。そんな習慣は知りませんが、この映画を見ているといいシーンに見えるから不思議です。"Please take my sword!" 映画で大切なのは「もっともらしさ」であって、「正しさ」ではないのですな。
 最後の戦い「鶴拳対忍法カニの術(?)」と、ラストの刀をあげるシーンです。(中国語)

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